起動と終了 First Edition 2001.4.22 Last Modified 2004.2.20 2006. 5.18:本ページは旧ページになります。Vine Linux3.2以降の新しいページはこちらを御覧ください さあ、インストールが終了しました。コンピュータを再起動すると、テキストログインを選択している場合は、コンソール画面が表示され、 グラフィカルログインを選択している場合は、X-Windowが立上り、ログインウィンドウが表示されたと思います。 ここでは、テキストログインの場合を記載します。 Linuxにはログインという作業が必要です。ログインしないとコンピュータを使用することは 出来ません。最近ではWindowsでもログインという作業をしていると思うので、抵抗無く出来 るのではないでしょうか。 Linuxでは、Windows98、WindowsNT、XPや2000とは異なりユーザー毎に設定が完全に保存されます。
ログインするLinuxを起動するときは、必ずログインという作業が必要です。Vine Linux 2.6 (La Fleur de Bouard) Kernel 2.4.22-0vl2.8 on an i686 home login:と出たらユーザー名を入力し、 Password:と出たら、そのユーザーのパスワードを入力します。 [lucky@localhost /lucky]$と出たら、正常にログインできたということになります。 ログインできない場合は、エラーが表示されます。 xdm、wdmなどのグラフィカルログインマネージャを使用している場合も、同じ手順でログインできます。 また、通常の使用においてコンピュータにログインする場合は、 ルートでログインするのは絶対に避けましょう。インストール中に一般ユーザーを追加 していない場合は、インストール後初回のログインの時のみルートでログインし、一般ユーザーをすぐに追加して、 次回からは一般ユーザーでログインするようにしましょう。 ログアウトする作業が終了したら、ログアウトしましょう。[lucky@localhost /lucky]$ logoutもしくは [lucky@localhost /lucky]$ logoutと入力すると Vine Linux 2.6 (La Fleur de Bouard) Kernel 2.4.20-0vl29.1 on an i686 home login:という画面に戻り、ログイン待ちの状態になります。 グラフィカルログインしている場合は、ウィンドウマネージャのメニューに「ログアウト」があるとおもいます。 シャットダウンするWindows95,98などでは、いきなり電源を切ってもハードディスクがアクセス中でなければ、 ちょっとしたチェックの後無事に起動させることが出来ますが、Linuxの場合はきちんと終了 させてあげないと次回起動しなくなってしまう可能性があるので、電源ブチ切りは絶対に避 けましょう。シャットダウンするには、 ルートもしくは一般ユーザーで [root@localhost /root]# halt -pもしくは [root@localhost /root]# shutdown -ht0 nowと入力します。 shutdownコマンドの引数の意味は、
t0:0秒後に now:今から 一般ユーザーの場合はユーザーのパスワードを要求されます。ルートの場合は、要求されません。 詳しくはjman shutdownを参照してください。 再起動する再起動する方法は3種類あります。ルートもしくは一般ユーザーで[root@localhost /root]# rebootもしくは [root@localhost /root]# shutdown -rt0 nowもしくは、 [Ctrl]と[Alt]と[Del]キーを同時に押す("shutdown -rt3 now"と同じ意味)とします。 一般ユーザーの場合はユーザーのパスワードを要求されます。ルートの場合は、要求されません。 また、X-Windowの画面では[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーは動作しませんので、テキストコンソールに切替える必要があります。 シャットダウンの時と比べ、"-rt0"となることにより、 r:リブート させるところが違うだけです。 [Ctrl]と[Alt]と[Del]で再起動するという設定は、/etc/inittabファイルに記述されています。 # Trap CTRL-ALT-DELETE ca::ctrlaltdel:/sbin/shutdown -t3 -r now [HOME] since 2001.4.22 |