ごあいさつ
First Edition 2001.4.22
Last Modified 2004.2.20

2006. 5.18:本ページは旧ページになります。Vine Linux3.2以降の新しいページはこちらを御覧ください
  1. ごあいさつ(2004.2.20)
  2. なぜVine Linuxなのか(2004.2.20)
  3. マシン構成(2004.2.20)

ごあいさつ

みなさんこんにちは!
当ページはVine Linuxに関するページになっています。Linux に関しては分からないことばかりですが、 どうぞよろしくお願いします。

さて、当ページのタイトルである「Vine Linux ワークステーション」ですが、これは Vine Linux をサーバー用途として使うだけでなく、クライアントやデスクトップとして使うために必要な内容に 関して重点を置こうと思いましたので、この名前にしました。

わたしは仕事柄一般的に言われている「ワークステーション」を触っています。まったく同じ ワークステーションを大学時代に触っていたので会社に入ってからは抵抗無く接することが 出来ましたが、やっぱり最初は大変でした。
結局すべて独学で勉強したのですが、今まで私が覚えたこと、行き詰まったことなどの情報を 共有出来たらと思い、このページを作成することにしました。

本ページではVineLinux2.6を中心に話をしていきたいと思います。ページ作成当初のVineのバージョンは2.1.5 でしたが、2.5、2.6とバージョンがアップしていますので、今までの作成してきた内容に関して すべてバージョン名を記載しています。

Linuxの各種設定は基本的にテキストファイルの編集になります。Linuxはサーバーとして発展 してきており、様々なサーバーにさせることが出来ます。その為設定ファイルは非常に沢山 あり、あることをしたいときに具体的にどのファイルを変更したらよいのかが分かりにく いのが現状です。

最近はGUIの設定ツールがありますので少しは便利になりましたが、そればかり使っている と、具体的にどのファイルを変更したのかが分かりません。
そこで、直接テキストファイルを編集する方法をメインに、適宜GUI設定ツールを使う方法 と合わせて書いていきたいと思います。

本ページに書いてあることは、出来る限り間違いの無いように記述したつもりですが、間違 い、こうした方が良いというようなことがありましたら是非ともお知らせください。 また本ページの情報は個人の責任において使用するようお願いします。本ページの情報 を使用したことにより、損害等が発生したとしても私は一切責任を負えません のでよろしくお願いします。
フリーソフトを使うと言うことは、常にこのことを頭に置いておかなくてはいけないということですから。

なぜVine Linuxなのか

ではなぜVine Linuxを使っているのでしょうか?
今世の中にはたくさんの日本語環境が整ったデストリビューションがあります。例を挙げてみ ます。
  • Debian
  • RedHatとは違うdselectというパッケージ管理。私には難しかった...
    しかし、プロジェクトによってパッケージ管理がしっかりなされていますので、安定性は ものすごく良いようです。サーバー向けにもお薦めできるディストリビューションです。
  • HOLON
  • 2000年に出来たデストリビューションです。RedHatをベースとしており、添付ソフトも沢山 ついてきます。値段も安いのでお買い得です。
    いまいちコンセプトが分かりにくいディストリビューションの様に感じます。
  • LASER5
  • RedHatをベースにLaser5社が日本語化したものです。最近はまったくバージョンアップしなくなってしまいました。
    一時期は結構使っている人は多かったのですが。
  • Omoikane
  • Debianをベースとしたデストリビューションです。
    派手さはありませんが、こつこつしっかり作られているようです。
  • Plamo
  • Slackware+PJEをまとめたものです。PC9800シリーズでも動きます。
  • RedHat
  • いわずと知れたデストリビューションです。つい最近フリー版のRedHatの提供をやめてしまいました。 そのかわり、Fedoraとしてフリー版をサポートしていくことになったようです。
    しかし、Fedoraは常にβ版だという位置付けになり、使用するユーザーも安定性を求めることはできなくなりそうです。 しかも、常にバージョンアップを強いられるようですので、新しいものを試してみたい方以外は使わない方がいいと思います。
  • Slackware
  • 昔はこれを使っていました。シンプルです。英語版なので、日本語化にはPJEが必要でした。
    現在は日本語化することができるかどうか分かりません。
  • Turbo
  • 独自のツールが多くあります。ソフトも沢山付いて来ます。 最近はデスクトップ向けに力を入れており、内容もかなり良いようです。
    カーネルも最新の2.6に対応しており、動作がきびきびしています。
  • Vine
  • 今これを使っています。
などです。詳しい情報はリンクからお入りください。
Vine Linuxは以下のような特徴があります。
    ■PJEのメンバーが中心となっている。
      最初Linuxは日本語化されていませんでした。日本人にとってはやはり日本語が扱える方が 使いやすいでしょう。昔はPJEという日本語化パッケージを使って日本語化をしていましたが、その PJEを作ったメンバーがVine Linuxを作っています。
    ■日本語化が行き届いている。
      マニュアル、メニュー、エラーメッセージなど、日本語化が非常によく行き届いてます。RedHatなどでは 日本語化されていても一部だけで、他は英語のままというのが多くあります。
      Vineでも英語で表示されるものもありますが、限りなく少なくなっています。
    ■日本語検索ソフトのNAMAZUが標準でインストールされる
      このアプリケーションを使うと、マニュアル、ドキュメントからの検索が容易にできます。 検索の早さはずば抜けてます。NAMAZUを標準でインストールするデストリビューションはあ まりありません。
    ■メーリングリストが活発である
      RedHat、Laser5などもメーリングリストを持っていますが、Vineが一番活発です。 メーリングリストが活発であると言う ことは、それだけユーザーが多く、メーリングリストの雰囲気も良いと言うことです。 雰囲気が良ければ使っている方も気持ちいいですよね。
    ■安定化したパッケージングを目指している
      Fedora、Turboなどのパッケージは、最新のカーネル、ライブラリを積極的に 取り入れています。
      Vineでは最新版を常に取り入れるのではなく、安定しているものをリリースするように しているそうです。
      新しい物好きな人、最新のデバイスを使いたい人などはFedoraなどののデストリビューション を使い、安定性を求める人はVineを使えばいいと思います。おっと、最新のカーネル、 ライブラリが不安定だと言うことではないですよ。
簡単に以上のような特徴があります。他のデストリビューションも使ってみましたが、Vine が一番、すなおなディストリビューションデス。バージョンアップは頻繁ではありませんが、その分、 安定したパッケージを目指しています。クライアント、サーバとしてもばっちりです。 葡萄のロゴも気に入りました。

マシン構成

私のマシン構成です。
マザーボードASUSTeK P4P800 Deluxe
CPUPentiumIV 3GHz
メモリ1024MB
ハードディスク120GB SATA 40GB ATA133
ビデオカードGeForce2 MX200
CD-ROMTOSHIBA : XM-6302B
CD-RW、DVD-ROMI・O DATA: CDRWD-AB1210J
PDI・O DATA: PD-1 ODX656
ネットワークカード3Com Gigabit LOM (3C940)
SCSIカードI・O DATA SC-UPCIN
サウンドカードSound Blaster 16 PnP
プリンタEPSON PM-900C
スキャナEPSON GT 5500WINS
 CANON CanoScan FS2710
ディスプレイSOLY CPD-G200

ノートパソコンThinkPad i1157
ネットワークカード(PCMCIA)Corega FEther PCC-TXF


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