CD-Rを焼く
First Edition 2002.2.6
Last Updated 2004.2.20

I・O DATAのCD-RW、DVD-ROMコンボドライブ CDRWD-AB1210Jを購入しました。 これは、ATAPIのドライブなので、CDを焼くにはSCSIドライブとして使うようにしなければいけません。 ATAPIドライブをSCSIドライブとして使う方法は、IDE-SCSIエミュレーション に記載してありますので、ここでは、実際にCDを作成するxcdrecordというGUIツールを紹介します。

  1. ダウンロードする(対象:2.1.5、2.5)(2002.2.6)
  2. インストールする(対象:2.1.5、2.5)(2002.2.6)
  3. ダウンロードしてインストールする(対象:2.6)(2004.2.20)
  4. 起動する(対象:2.1.5、2.5)(2002.2.6)

ダウンロードする

xcdroastというCDを作成するツールを使いたいと思います。xcdroastを使うためには、cdrecordという アプリケーションも必要になります。そこで、2つのツールをダウンロードしましょう。

VinePlusから2つともダウンロードします。
cdrecord-1.9-0vl3.i386.rpm
xcdroast-0.98alpha8-1vl2.i386.rpm

インストールする

ルートになってインストールします。
# rpm -ivh cdrecord-1.9-0vl3.i386.rpm
cdrecord                    ##################################################
# rpm -ivh xcdroast-0.98alpha8-1vl2.i386.rpm 
Checking for group "cdwrite"...Add new group  "cdwrite".
xcdroast                    ##################################################
Creating additional device-names: Done.
Setting permissions of cdrecord, readcd, mkisofs and cdda2wav

ダウンロードしてインストールする

Vine 2.6 では、apt-getを使えば簡単にダウンロードとインストールが完了します。
ルートになって以下のファイルを編集します。
##
## Vine Linux 2.6 Updates
##
#
# MASTER (遅い場合はミラーを選択してください)
rpm     http://updates.vinelinux.org/apt 2.6/$(ARCH) updates plus←plusを追加します
rpm-src http://updates.vinelinux.org/apt 2.6/$(ARCH) updates
# apt-get update
# apt-get install xcdroast
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了    
以下の追加パッケージがインストールされます:
  cdrtools-cdda2wav cdrtools-cdrecord cdrtools-mkisofs 
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  cdrtools-cdda2wav cdrtools-cdrecord cdrtools-mkisofs xcdroast 
0 個のアップグレードパッケージ, 4 個の新規パッケージ, 0 個の削除/リプレースパッケージ, 2 個の保留パッケージがあります。
取得パッケージ: 3372kB のアーカイブを取得します。インストール後は 7831kB が使用されます。
続行しますか? [Y/n]y
取得:1 http://updates.vinelinux.org 2.6/i386/plus cdrtools-cdda2wav 2.01-0.a24vl
1 [192kB]
取得:2 http://updates.vinelinux.org 2.6/i386/plus cdrtools-cdrecord 2.01-0.a24vl
1 [793kB]
取得:3 http://updates.vinelinux.org 2.6/i386/plus cdrtools-mkisofs 2.01-0.a24vl1
 [529kB]
取得:4 http://updates.vinelinux.org 2.6/i386/plus xcdroast 0.98alpha15-0vl1 [1858kB]                                
取得完了: 3372kB を 28s (119kB/秒)                                                                                  
RPM コマンドを実行しています (-U)...
cdrtools-cdrecord           ##################################################
cdrtools-mkisofs            ##################################################
cdrtools-cdda2wav           ##################################################
Checking for group "cdwrite"...Add new group  "cdwrite".
xcdroast                    ##################################################
Creating additional device-names: Done.
Setting permissions of cdrecord readcd cdda2wav.
以上でダウンロードとインストールは完了します

起動する

xcdroastは、最初に起動するときルートで起動する必要があります。ルートで起動して各種基本設定を 行う必要があります。

[OK]を押します

[はい]を押します

[SETUP]を押します

[ユーザー]タブをクリックします

xcdroastを使用することが出来るユーザーを設定します。ここでユーザーを追加しておかないと、ユーザー自身が xcdroastを実行することが出来ません。
その他接続機器、CDの設定、作業領域、その他の設定、付加機能を設定した後、[設定を保存]し、xcdroastを終了します。

次回起動時は、設定に追加したユーザーで使用するようにします。
xcdroastの使い方は、少し難しいのでおいおい書きたいと思います。


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