NVidiaのドライバーを使う First Edition 2003.5.18 Last Modified 2003.9.28 ビデオカードのドライバは、XFree86によって提供されています。私の使っているNVidiaの ビデオカード(GeForce2 MX200)も問題無く使用できています。 XFree86のドライバでも良いのですが、NVidiaからもビデオドライバが提供されていますので、 試してみることにしました。このドライバはOpenGLに対応しています。
ドライバをダウンロードするNVidiaのビデオカードドライバをまずダウンロードする必要があります。以下のページにアクセスします。http://jp.nvidia.com/ ページの一番上にメニューがあります。 [ダウンロードドライバ]→[Linux and FreeBSD Drivers]→[1.0-4363] 2003.5.15現在のバージョンは4363になっています。「NVIDIA-Linux-x86-1.0-4363.run」をダウンロードします。 インストール前の準備NVIDIAのディスプレイドライバをインストールするには、カーネルのソースコードが必要です。インストールしていない人は 以下のようにしてインストールしてください。# apt-get update # apt-get install kernel-source#2.4.20-0vl29.1 # apt-get install kernel-headers#2.4.20-0vl29.1 ドライバをインストールするランレベル5などで起動している場合は、ランレベル1、2、3のどれかにする必要があります。X-Windowを実行している場合は、アプリケーションを終了し、ルートになって以下のようにします。 # init 1ルート権限でインストールします。 # sh ./NVIDIA-Linux-x86-1.0-4363.run途中、ライセンスの同意、モジュールのコンパイル等のステップがありますが、すべて[Accept]もしくは[Yes]で答えてゆけば インストールは終了します。最後に以下の文が出てきたら正常にインストールが終了したことになります。 Installation of the NVIDIA Accelerated Graphics Driver for Linux-x86 (version: 1.0-4363) is now complete. Please update your XF86Config file as appropriate; see the file /usr/share/doc/NVIDIA_GLX-1.0/README for detailes. インストール後の設定次に、X-Windowの設定ファイルを編集します。ルートで作業します。以下の赤い部分を編集、削除します。 /etc/X11/XF86Config-4 Section "Device" Identifier "nVidia Corporation|NV11 (GeForce2 MX DDR" Driver "nvidia"←nvをnvidiaへ変更 BoardName "Unknown" EndSection 詳細に関しては、"/usr/share/doc/NVIDIA_GLX-1.0/README"を参照してください。 以上の作業が終わったら、X-Windowを起動してみてください。NVIDIAのロゴが画面一杯に表示された後に X-Windowが起動すればOKです。 ドライバをアンインストールするNVIDIAのドライバをアンインストールするには、ルートになって以下のようにします。# nvivia-installer --uninstallアンインストールしたら、インストール後の設定で設定したファイルを元に 戻しておきましょう。 ドライバをアップグレードするドライバをインストールするでインストールしたドライバのバージョンは4363でした。 ドライバはどんどん新しくなっているので、アップグレードしたいと思います。方法は、簡単です。 アップグレードするには、新しいドライバをダウンロードし、ドライバをインストールする と同じ手順でインストールします。途中、現在のドライバをアンインストールする旨が表示されますので、指示にしたがって、 インストールします。 [HOME] since 2001.4.22 |