ブートディスクを作成する
First Edition 2002.2.20
Last Modified 2003.5.1

ブートディスク?というと、いくつか思い浮かびますね。
  1. Linuxをインストールするときに最初に起動させるブートディスク
  2. 通常使用において、ハードディスクからうまく起動しなくなってしまった場合のブートディスク
  3. ハードディスクレスブートの為のブートディスク
ここでは、2番の用途のブートディスクを作成したいと思います。
(対象Ver:全て)



まず、必要な情報を集めましょう。

  1. カーネルのバージョン
  2. フロッピードライブのデバイス名
カーネルのバージョンは、コマンドプロンプトから、
$ uname -r
2.2.19-0vl0.23
と表示されます。2.2.19-0vl10.23がバージョン名です。
フロッピードライブのデバイス名は、2HDの1.44MBと使うとすると、

1台目1.44MB/dev/fd0H1440
2台目1.44MB/dev/fd1H1440

となります。どのようなデバイスが使えるかは、/devディレクトリ内のfd*というデバイス名を 見てみて下さい。

1台目2HD 1.44MB/dev/fd0H1440
1台目2HD 1.2MB/dev/fd0H1200
1台目2HD 720KB/dev/fd0H720
1台目2HD 360KB/dev/fd0H360
1台目2DD 720KB/dev/fd0D720
1台目2DD 360KB/dev/fd0D360

それでは、ブートディスクを作成しましょう。ルートになって作業します。
# mkbootdisk --device /dev/fd1H1440 2.2.19-0vl10.23
Insert a disk in /dev/fd0. Any information on the disk will be lost.
Press  to continue or ^C to abort: 
リターンを押し、ブートディスクの作成を行います。
フロッピーに書き込まれたら、作成したディスクでブートできるかどうか再起動して確かめましょう。


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