DHCPクライアントにする
First Edition 2001.4.22

DHCPクライアントにするのは非常に簡単です。編集する必要のあるファイルは1つ です。下の図において、eth0のネットワークカードの設定をします。CATVインターネ ットにケーブルモデムを経由して接続し、CATVインターネットのDHCPサーバーから IPアドレスを取得します。


  1. ファイルを直接編集する(対象:2.1.5、2.5)(2001.4.22)
  2. linuxconfを使う(対象:2.1.5、2.5)(2001.4.22)

ファイルを直接編集する

eth0をインターネットに接続されたケーブルモデムに接続しますので、 スーパーユーザーになり/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0を編集します。

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
USERCTL=no
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=dhcp
BROADCAST=
NETWORK=
NETMASK=
IPADDR=



ここを"dhcp"とします
入力しません
入力しません
入力しません
入力しません

このように、BOOTPROTに"dhcp"を設定し、それ以降の項目には何も入力しません。
しかし、この設定で、DHCPによりIPアドレスが取得できない場合は、BROADCAST、NETWORK 、NETMASK、IPADDRに以下のようにクラスCのプライベートアドレスを設定してみて下さい。 それにより、IPアドレスが取得できる場合があるようです。

(例)
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
USERCTL=no
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=dhcp
BROADCAST=192.168.1.255
NETWORK=192.168.1.0
NETMASK=255.255.255.0
IPADDR=192.168.1.5




プライベートアドレスを設定します

linuxconfを使う

ルートになって、linuxconfを起動します
# linuxconf &


[基本ホスト情報]-[アダプタ1]の[設定方法]を" DHCP"にします。IPアドレス、ネットマスク などは入力しなくて良いです。しかし、それでもIPアドレスが取得できない場合などは、 クラスCのプライベートアドレスを設定してみましょう。


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