StarSuite6.0Betaを使ってみる

First Edition 2001.10.23
Last Update 2001.10.27

今話題のSunからアナウンスされたStarSuiteのベータ版をインストールしてみました。Linux版、Windows版の 両方をインストールしてみました。
総じて、「Microsoft Officeはいらなくなる」と思います。正式リリースが 楽しみです。
  1. StarSuite6.0Betaをダウンロードする(対象:2.1.5、2.5)(2001.10.23)
  2. インストールする(対象:2.1.5、2.5)(2001.10.27)
  3. StarSuiteを起動する(対象:2.1.5、2.5)(2001.10.23)
  4. ワープロ画面サンプル(対象:2.1.5、2.5)(2001.10.23)
  5. 表計算画面サンプル(対象:2.1.5、2.5)(2001.10.23)
  6. プレゼンテーション画面サンプル(対象:2.1.5、2.5)(2001.10.23)
  7. 数式エディタ画面サンプル(対象:2.1.5、2.5)(2001.10.23)
  8. 図形描画画面サンプル(対象:2.1.5、2.5)(2001.10.23)
  9. 使用した感想(対象:2.1.5、2.5)(2001.10.23)

StarSuite6.0Betaをダウンロードする

StarSuite6.0Betaをダウンロードする前に、Sunのホームページでユーザー登録をしなくてはいけません。

  1. StarSuiteのページに行き、「Get the Software」をクリックします。
  2. 「JapaneseのLinux(x86)」をクリックします。
  3. ユーザー登録していない場合は、「Register」ボタンを、登録済みの場合は、「Sign On」して下さい。
  4. ライセンス承諾は、「Accept」をチェックします。
  5. ダウンロードする場所を指定し、ダウンロードするファイルをクリックします。
  6. 「Download StarSuite 6.0 Beta,Japanese Linux,single file (133.13MB)」をダウンロードすればよいでしょう。

インストールする

まず、ルートでインストール作業をします。全てのユーザーが使えるようにするため、/usr/binなどにインストールします。そのあと、 一般ユーザーでもう一度インストール作業をします。2回目は、一般ユーザーのホームディレクトリに必要なファイルのみを インストールする必要があるからです。

ルートになってダウンロードしたファイルを実行しましょう。実行属性が付いていない場合は、
# chmod 775 so-6_0-beta-bin-linux-ja.bin
としましょう。
それではインストールします。以下のように”-net”オプションを付けて実行します。
# ./so-6_0-beta-bin-linux-ja.bin -net
インストーラーが立ち上がります

[次へ]をクリックします

[次へ]をクリックします

[同意する]をクリックします

ユーザー操作のインストールを選びます

インストールするオプションを選択します。私は全てインストールしました

インストールするディレクトリを指定します。/usr/bin/starsuite6.0などとし、一般ユーザーが実行できるようにします。

[はい]をクリックします。

[インストールする]をクリックします。

・・・・・インストールにしばらく時間がかかります。

このエラーはなぜか出てしまいます。[無視する]をクリックします。

[完了]をクリックし、インストールを終了します

これで、ルートによるインストールが終了しました。

次に一般ユーザーになり、必要なファイルをホームディレクトリへセットアップします。
$ /usr/bin/starsuite6.0/program/setup
インストーラーが立ち上がります

[次へ]をクリックします

[同意する]をクリックします

必要な情報を入力します。何も入力しなくても インストールは出来ます。[次へ]をクリックします。

[ワークステーションインストール]を選択し、[次へ]へを クリックします。

インストールするディレクトリを選択します。/home/lucky/starsuite6.0 などとします。

[インストールする]をクリックします。

[インストールする]をクリックします。

Javaのインストールが始まります。スペースを数回 押して次の画面を出します。

yesを入力します。

[OK]をクリックします。

このエラーはなぜか出てしまいます。[無視する]をクリックします。

[OK]をクリックします。データベースは別途Sunのホームページ からダウンロードして下さい。私はデータベースはインストールしませんでした。

[OK]をクリックします。

[OK]をクリックします。

[完了]をクリックし、インストールを終了します。

StarSuiteを起動する

起動するにはインストールしたディレクトリへ行き、
$ ./soffice &
とするか、それより一つ下のディレクトリのprogramへ行き、
$ ./swriter &
$ ./scalc &
$ ./simpress &
$ ./sdraw &
とすれば、順にオフィス(統合環境)、ワープロ、表計算、プレゼンテーション、図形描画、数式作成ソフトが立ち上がります。

ワープロ画面サンプル

クリックすると大きくなります。(153KB)

表計算画面サンプル

クリックすると大きくなります。(110KB)

プレゼンテーション画面サンプル

クリックすると大きくなります。(141KB)

数式エディタ画面サンプル

クリックすると大きくなります。(93KB)

図形描画画面サンプル

クリックすると大きくなります。(129KB)

使用した感想

Linux版とWindows版の両方を試してみました。明朝体フォントとゴシックフォントがインストールされますので、StarSuite形式で ファイルを保存すれば、プラットフォームに関係なく使用することが出来ました。個人的に使う分には十分すぎます。

マイクロソフトOfficeファイルの読み込みですが、かなり良いレベルまできています。完璧とは言いませんが、テンで違う変換 などは起こりませんでした。
いままで、OpenOffice、ThinkFreeOffice、StarSuite、KOfficeを試してみましたが、MS-Officeとのデータ互換性が一番高 いのは間違いないでしょう。正式リリースが待ち遠しいです。


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