Mozilla FireBirdを使ってみる

First Edition 2004.1.25
Last Update 2004.4.XX

Vine LinuxにはMozillaというブラウザが標準でインストールされています。
Linuxで使えるブラウザはNetscape、Opera、Mozilla Firebirdといくつかあります。そこで、Mozilla Firebirdを インストールしてみました。

  1. ダウンロードする(対象:2.6)(2004.2.2)
  2. インストールして起動する(対象:2.6)(2004.1.25)
  3. 丸文字を直す(対象:2.6)(2004.4.XX)

ダウンロードする

Mozilla Firebirdの日本語版はもじら組からダウンロードします。
もじら組とは、日本におけるMozillaに関する情報の発信源となっています。このページのトップページ左側 にMozilla Firebird 0.7日本語版へのリンクがありますので、リンク先のJLPプロジェクトのページに行きます。

インストールして起動する

MozillaFirebird-0.7-i686-pc-linux-gnu-jaJP.tar.gzというファイルをダウンロードしたら、解凍する必要があります。 このファイルを自分のホームディレクトリで解凍すると他のユーザーしか使えなくなってしまいますので、 複数のユーザーが使用することができるディレクトリへコピーし、そこで解凍します。ルートになって作業します。
# cp MozillaFirebird-0.7-i686-pc-linux-gnu-jaJP.tar.gz /usr/local
# tar xzvf MozillaFirebird-0.7-i686-pc-linux-gnu-jaJP.tar.gz
/usr/localの下に、MozillaFirebirdというディレクトリが作成されます。この下にMozillaFirebirdという実行ファイルがありますので、 以下のようにして起動します。
$ /usr/local/MozillaFirebird/MozillaFirebird &

丸文字を直す

MozillaFirebirdを初めて起動すると、イヤンな感じを受けると思います。そうです!アルファベットのフォントが「丸文字」 なのです・・・・

いろいろ試行錯誤した結果、Mozillaとだいたい同じように表示することができるようになりました。
方法としては、2通りあります。

(1)方法1

ホームディレクトリの下に.phoenixというディレクトリがあるのですが、この中に設定ファイルが格納されます。 まずそこへ移動します。
$ cd ./.phoenix/default/******/
ここで、defaultディレクトリは、Mozilla Firebirdのユーザープロファイルの格納ディレクトリを示しています。 ユーザープロファイルは、defaultのままで構わないと思いますので、気にしないでおきます。
******というディレクトリは、決められた文字列ではなく、ユーザー毎に異なりますので、各自の環境で置き換えて下さい。

ここで、user.jsというファイルを新規作成します。内容は以下のようにします。
pref("font.name.monospace.ja", " ");
pref("font.name.sans-serif.ja", " ");
pref("font.name.serif.ja", " ");
ここで注意するところは、2番目の" "の間は、空白の半角を1文字以上入れてください。
空白ではない文字でもよく、なにかしらの文字コードが入っていればよいようです。

Mozilla Firebirdを再起動すれば、丸文字が直っています。

(2)方法2

Mozilla Firebirdを起動し、URL入力欄に、「about:config」と入力します。
すると、設定値の一覧が出てきますので、以下のところをダブルクリックし、値に半角の文字を1文字入れてください。
文字は何でも良く、半角の空白や、"a"などのアルファベットでも良いです。

font.name.monospace.ja
font.name.sans-serif.ja
font.name.serif.ja
Mozilla Firebirdを再起動すれば、丸文字が直っています。

でも、ほんのちょっと文字が太いかな?


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